ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

amazarashi

amazarashiの武道館ライブが決定ですってね。

https://natalie.mu/music/news/283922


CDショップで視聴した“つじつま合わせに生まれた僕等”でドはまりしてから、とうとうここまで来たかっていう感じで嬉しく思います。カラオケで歌ったら、どこがサビ?と言われたそんな悲しみもありました。つーか歌詞を聴け。


もう6年前の話になりますが、修士論文発表会を終え、ちょっと経った追いコンの日に、1stライブアルバムの「0.6」を映写機でスクリーンに映して視聴しました。同期や後輩なども交えてですね。飲み会の後で眠かったんですけど、渋谷公会堂でのライブ演奏に加えて、地元青森の景観や語りなんかもあって、すごくストーリー性があってよかったと記憶しています。秋田さんが「負け組の歌なんて言わせないから」と言ってたのはほんとグっと来ましたよ。



話は変わりますが。はるたひろむっていう名前で「DAMとも」ランキングもやっていましたよ。当時はamazarashiなんてほとんど歌っている人が居なくて、大体90点とれば1位でした。ですので登録されている楽曲はすべて1位を取ろうと躍起になっていた時期でもあります。そのうち、ライバル?というか仲間というか、なつたさんとふゆたさんも出てきて、カラオケしながらも一人で盛り上がっていたことを思い出します。5年も前の話です。当時amazarashiの楽曲はDAMに一番多かったんですが、それでも全曲は無く、歌いたいけど歌えないというやや悔しい思いもしました。そこから暫くして、ジュブナイルという楽曲がアニメのかっけえPVを引っ提げてきたからでしょうね、amazarashiの人気楽曲ランキング1位は常にこれが独占でしたね。このミーハーが・・・とか思いながらも、嬉しくなりましたよ。またそこからちょっとして、東京グールみたいな有名なアニメに楽曲が使われるようになってきて、アニメ的なカラーも感じ始めてからは人気沸騰するのが早かったですね。え、まさかここにamazarashi?という感じで。うれしかったです。今じゃCMでも使われていますが、本屋とかスーパーなんかで流れるだけで、テンションが上がったものです。


ちなみにライブも何回か行っていますよ。渋谷公会堂と、zeppかな。缶バッチをもらって、ポンチョとか買ったんですが、ポンチョはカビたんで捨ててしまいました。バッチもサビたんで、捨てた気がします。もしかしたらあるかも。今思えば取っておけばよかったかなあw


他には・・・、今ではやめましたが、ドラ10をひ〇むという名前でプクリポを使って遊んでいました。アキータという名前でプクリポを使っていた秋田さんのパクリですね。ちなみに今でも大体ひろむっていう名前でゲームをしたりますよ。まあ、しみじみと、この数年を思い返せば、色々あったなあと思うわけですよ。今でも車の中ではamazarashiがかかっていますけどね。



最後に僕がamazarashiの中でも超好きな楽曲をまとめてみます。ちょっと適当だけど。

1、カルマ
→ライブで聞いたら感動が感動を呼ぶ。ライブDVDに入っています。しかし、あの娘は救われたのだろうか。


2、奇跡
→この曲に出会えたことが奇跡。amazarashiっていいねって一般人に思わせるためにはコレですね。父と母の出会いから、のくだりとかめっちゃ好き。


3、コンビニ傘
→毎秒3kmで飛び去る弾道ミサイル、なんていう歌詞、誰が思いつくだろうか。それも捨てられたコンビニ傘視点で。


4、あとがき
→九月九日 夏惜しむ、蝉時雨の只中にて。メロディアスなのにヒップホップっぽい韻の踏み方が実に耳に心地よい。ちなみに韻と言えば、前に秋田さんに質問したことがありまして、どんな感じで歌詞つくってんですかー?みたいなのにお答えいただいたことがあります(当時はamazarashi会員だったので)。あまり韻を踏むことに注力して歌詞を作っていってはいないみたいな回答でしたよ。


5、雨男
→やまない雨はない、明けない夜はない、とか言って明日に希望を託すのはやめた。土砂降りの雨の中 ずぶぬれで走っていけるか。amazarashiがあまざらしを歌った初めての楽曲な気がする。ちなみに歌詞にあまざらしと登場したのは「もう一度」でしたね。


6、僕が死のうと思ったのは
中島美嘉さんに提供した楽曲。まさか本家で聞けるとは。ゴールはみにくいわけじゃなくて、ひどかったんですね。読み方にもいろいろあるんですね。中島さんの楽曲として歌うのはキツすぎて、フラット3くらいにしてカラオケで歌っていました。


7、夏を待っていました
→amazarashiはよく春夏秋冬の曲を作っているわけですが、さくらとか、これとか、クリスマスとか。その中でもストーリー性があるこの曲には感銘を受けましたよ。太平は飛び降りてほしくなかったですね。ちなみに秋は、上述したあとがきくらいでしか聞かないですね。実質夏ですが。


8、自虐家のアリー
→B面にこの名曲を入れてくるとは、さすがすぎる。PVなんかも素晴らしい。歌詞は救いがないですが・・・。まあamazarashiの楽曲にもテンション高いのと低いのとあるわけですが、特にボトムになるとこういうことなのかなって感じがします。メロディも好きです。


9、タクシードライバー
→鬱で死にたかった時、この曲を聴いてタクシードライバーになりたいとマジで思った。今でも僕は生活に根差した哲学で疾走する思想家になりたいです。


10、初雪
→このメロディラインが独特で滅茶苦茶好きですね。雪は昨日からやむことを知らず〜のくだりからサビへつながる部分とか、美しい。あまざらしの中でもかなり古い楽曲ですが、僕は今でも好きです。


11、ひろ
→ほんと泣けるわ。すいません、すいませんなんて頭を下げて、今に見てろって愛想笑いする大人になってはダメだって思って頑張ってます。セブンスターではないけど、アメスピは吸っていました。でも今は健康を意識してアイコスです。


12、無題
→無題・・・?とは。最近は余りストーリー性がなくなってきましたが、amazarashiのストーリー性の高い曲の中でも、感動できる曲。僕には桜模様の便せんを残してくれる人はいないけどね。


13、つじつま合わせに生まれた僕等
→雑踏が真っ赤に染まった理由が、夕焼け空で良かったっていうことに気付けたときに走った閃光。矢木さんもびっくりですね。これを聴いてから、僕のあまざらしが始まった。



14、ラブソング
→愛に気づけない、知らない、考える余裕がない、そんな人のことを無視して歌うラブソングはどうだ?愛は金で買えるんじゃろ?っていう歌。上辺だけ聞いていると気づけないけど、歌詞を読むとそういうことかって納得できる。そういう意味では、つじつま合わせに生まれた僕等に似ていますね。


15、収束
→これもめっちゃ好き、何が好きってスケールの壮大さが好き。星々の葬列なんかもスケールを感じるけど、こっちは人を完全に置いてけぼりにした、膨大な世界観で、人がもういない世界だったらこんな感じになりそうだな〜っていうのはヒシヒシと伝わります。



→これ再録してくれないかな。