ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

勉強ができないと言うヒトは

これは飽くまでも俺の体験談で、自慢ではないことを先に述べておく。



結論から言わせてもらうと、メリハリが無い。これだけだろう。確かに試験となると、そのハウツーやテクニックが必要となるだろうが、それ以前の考えの根底にあるべきものとして、一番重要だと思うのがメリハリだ。たとえば英単語を見ているときに、別のことを考えているから覚えられないんじゃないだろうか。メリハリを集中と置き換えてもいい。惰性で勉強をするな。同じように惰性でゲームしてもダメなんだコレが。


ヤルべきときにヤルだけでいい。これが出来ないから、勉強ごときに無駄な時間を裂くことになる。
時間なんて限りあるものだし、健全な青少年が毎日3時間も勉強する必要なんて全くない。遊んでいた方がずっと楽しい。楽しいことに時間を費やす方がより適当だろう。



俺は勉強なんかクソだと思っている。偏差値なんか単なる指標のうちの1つでしかないと本当に思っている。それでも勉強をしなければいけないのだから、ジレンマを生む。
そこで俺はそのジレンマを乗り切るために、最低限の勉強以外に時間を費やさないことにした。大嫌いな勉強に関して、『お前らが10時間かかるコトを、俺は1時間でケリをつける。なぜなら俺はすごいから。』という思い込みの自信を持って行動した。
早い話が、要領よくやるということ。もっと簡単にいえばメリハリを作ることで、その自信を行動に移した。


正直大学受験に関しても、俺は真面目に受験生をした記憶がない。たまにはサボってゲーセンに行っていた。ただし授業はしっかり聴いていたし、きちんと予習もしていた。模試のようなテストにも本気で臨んだ。
これくらいしか大げさなことはしていない。毎日引きこもって勉強なんかしたことはない。俺の浪人中の1日の平均自習時間は30分程度だろう。とはいえセンター前はもちろん、これ以上は勉強したから、勉強をしなかったことを自慢するつもりはない。


世の中、本気になったやつこそ偉いと思われるらしいが、そんなことは無いと思う。本気になるのは本当に一瞬だけでいい。だらだら惰性で勉強していると、それを必死になったと思う人間もいるらしいが、とてもそうは思わない。勉強という詰らないものなんて、『最低限の勉強で、最大限の効率を』をモットーに俺はやっていた。そしてそれを実現するためには、メリハリを持って勉強に臨むという結論に達した。結果がどうであれだ。
努力する人間が必ずしも報われるとは限らないのは、こんな俺のようにテキトーにやって能率を上げる人間がいるからだろう。


もちろん勉強をして、それがすべて学力に還元されれば、俺なんかが言うたわごとはわからないだろう。でも勉強というのは、飽くまでも効率よくやる必要があるわけだ。


まあとにかくいろいろ書いたが、取りあえず『集中』。異常なくらいの集中力。狙ったもの以外見えないくらいの集中力を持っていこう。俺ならできる、俺は天才だ、という自信を持った方がいい。おまえはゲームを10時間ぶっつづけてプレイしていられるか?マンガを20冊一気に読破できるか?俺はYESだが、これが出来る人間には『集中力』なんてもんは完全に身に付いているのだ。勉強も、このくらい集中して出来るといい。マンガ読んでいるときに別のこと考えねーんだから、勉強にも同じように臨んでやればいい。出来ないことはない。
ここまで書いて、集中こそがメリハリの正体だと分かってもらえたはずだ。それが分かってもらえればいいんだな。



くっそくだらねー中高レベルの勉強に何時間も割くな。時間の無駄だ。もっと学校生活楽しんだ方がいい。
だからこそ、時間かけるくらいなら瞬間でやり終える。それには集中が必要。俺ならこの程度の暗記5分で終わらす、という意気込みで臨んだ方が遥かに能率が上がる。
最高峰を目指すつもりがないのなら、これで事足りるのだ。




テクニックとは、たとえばわかる問題を何度も繰り返さないこととか、寝る前にやるとか、暇な時に『あれ、あの単語なんだっけな〜?』と思い出すとか、声に出すとか、そういうことだと思う。学生のうちは、毎日決まった時間の勉強なんかいらないから、授業をちゃんと聞くことと、それと反するが『この教師だめだ』と思ったら自分で勝手にヤルこと、あとは『テスト前1〜2週間で死ぬ気で集中する』だけでいい。


こんな俺でも、ヤバイと思って集中したら120位→20位になったし、物理のテストでも8点→100点になったことがある。
つまりヤルべきときに集中してヤルことだ。つまりメリハリを持ち、ヤル時には集中すればそれでいいのだ。