ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

意外と捨てたもんではない


歩きながらイチャつくカップルとか、我がもの顔で町をかっぽするヤクザとか、電車の床にケツをおろす高校生とかいるけど。
意外に世界は捨てたもんではないな。



子どもが年寄りに席を譲ろうとするのをみた。
それだけで、まだ自分は世界を守っていけると思う。


世界に愛想をつかすのは容易い。
難しいのは、その中から活きる意味を見い出して、守っていくことなんだろう。

ほんとは皆、優しい心があって、でも発揮する場所もない。勇気もいるし、迷う。
だけど人はふつう優しい、実はね。



そんなことを、美しい筑波の峰を見ながら考えていた。