ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

サバゲに反対するということ

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1286881.html

まずオタクはキモいっていう前提がある。
カッコイイオタクなんて居ないという前提。
俺オタクだけど、オタク行為してるってことはキモいんだわ、世間的に。




さて、この事件について私見をいえば死ぬ死なないってことはあまり問題じゃないと感じる。死なないから安全だ、という主張は通らないのではないか。
本当に問題になるのは、エアガンが銃を模したものだから。銃には人を打つという明確な意味があるし、剣道やフェンシングと違ってスポーツとして確固たる地位を確立しているわけでもない。飽くまでもマイナーなゲームだ。それに貴族の趣味とか、戦争とか、銃社会とか、銃ってものには特に悪いイメージばかりが付きまとう。そういう現実がある。



一般人からすれば「ピストルで人を打ってみたくてサバゲはじめたんじゃねーの?キチガイだろ?死ねカス。」って思われても仕方ない。アニオタなら「女に振り向いてもらえなくてアニメに走ったんだろ?」って思われても仕方ないのよ、きっと。



何故なら、常に、オタクはキモくて少数派だから。
一般人の住む地域にエアガン持ってぞろぞろいくとして、たとえそれがオモチャだとしても、銃のようなものを街に持ち込んでくる連中がまともに見えなくて当然。住人は嫌な顔をするだろう。だけど、嫌悪感抱かれても文句はいえない。俺ヲタだけど、たとえば俺がアニメグッズを持って所謂オタクな格好で、そこらの町をウロウロしてたら嫌悪感抱かれても仕方ないと思うもん。それを見て、「アニヲタきめぇよ、死ねwwww」って思われたとしても、そりゃ仕方ない、むしろそれが普通の反応だと思う。



結局何が言いたいのかっていえば、オタクってのは少なくとも良いイメージは持たれていないってことに対して認めること。その上で主張だの行動だのをする必要があるよ。この圧倒的な負のイメージを崩すには、それを認めた上での行動が必要になると思う。安心だ、安全だという主張をするとか、持ち歩く際は形から推測されないようにするとか、殺傷能力のある銃に対して反対運動をして良いイメージを持たせるとか。
受け入れられるかどうかは置いといて、嫌悪感を抱かれていることを認めて行動するっていうのはこういうことだと思う。



俺はサバゲを批判的には見ない。あんなの遊びだろうし、友達もやってたし、エアガンも持ってるから。だけど、「そもそも自分たちは嫌われている」っていう事実を認めず、ただ自分らの我を主張していちゃうまくいかないだろうよ。



ちなみに自分には、負けを認めて主張するなんて、そんな大人びた行動、恐らくできないけどね。