ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

茨城県央

地震で死ぬかと思った。
とりあえず鞄に飲み物と金つっこんで批難しようとした。
ドアが本で開かない、しかたないので強引に出た。
逃げる途中ガラスを踏んだけど、けがはなかった。



出た後結構忘れものに気付く、大学院への資料とか携帯電話とか缶詰とか。
それを土足のまま取りに戻り入れる。懐中電灯は無い。避難場所にはあんまり人がいなかった。仕方ないので車のキーを取りにもどって、車の中でラジオを聴く。家の近くが幼稚園なので、車の往来が激しい。
家の周りは塀が崩れ、瓦は落ちて、酷いありさまだった。軍手して、取りあえず壁をどけた。そして一応車が通れるようにして、今度は家の中でガラスとかを片付けようとした。
暗くなってきて、何も見えなくなった。懐中電灯は一個。
まぁそこで車の中で一夜を過ごし、次の日から復興に戻った。



まさかこれを自分が経験することになるとはなぁ。
津波の心配のない地域だったけど、もしこれが津波の影響を受ける地域で、かつ足腰の弱いお年寄りだったとしたら、確実に逃げられなかったと思う。命あれば・・・とは言うけども、金だのなんだのを持って逃げようとするのは仕方ないらしい。そんで逃げ遅れると。自分の分だけならまだしも、家族の分っていうと、色々持ってくものが多い。


こっから学んだ教訓としては、何を持って逃げるべきかあらかじめメモっておく必要があるんだということ。とりあえず、水と毛布、サイフに懐中電灯にラジオ、あと缶詰とハシがあればどうにかなる。ちなみに自動販売機は停電で使えない。飲み物は、給水場所で給水出来るように2Lクラスのペットボトル数本がいいだろう。手は洗えないのでウェットティッシュがあるとよい。あとティッシュにハンカチ。
挙げればキリがないな〜。今回は生き残れただけでもよかったわ。


あと停電してると、星がやたらよく見える。