ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

色彩検定2級の勉強法まとめ

本日、色彩検定2級を受けてきました。色々なwebサイトの解答速報を見る限り、マークミス、機械の読み取りミスが無い限り合格しました。正当率は約93%くらいで、およそ7割がボーダーだということなので大丈夫でしょう。




僕が使った基本アイテムは“A・F・T監修の色彩検定の教科書”と“ヒューマンアカデミー著の色彩検定2級の問題集”でした。教科書は当然のこととして、この問題集はamazonでも高評価でしたし、中々歯ごたえのある問題集だったので選ぶことにしました。教科書に出てくる単語は全て覚えなさい!ってなレベルの問題集ですので、本試験の難易度以上の過剰なレベルと言えるかもしれません。でも本試験を余裕で乗り切りたいというのなら、このくらいの難度でも丁度いいと思います。本試験が簡単ってのは解いてて気楽ですしね。オリジナル試験問題は1つだけでしたが、これは総まとめみたいなものなので正直やらなくてもいいと思います。実力が伴わないうちに解く試験問題なんてやる意味がありません。十分に勉強した後で、試験の前日に1回やれば十分なのではないかと思います。
ちなみに僕が実際に勉強したのはおよそ45日間。1日の勉強の平均時間はおよそ30分〜1時間。休みの日は2時間程度。このくらいやれば十分だと思います。僕は主に通学の合間にやってました。




1か月で合格したいなら、とりあえず以下のとおりにやると良いと思います。正直、3日とか1週間じゃ無理です。最低で1か月、出来れば2か月はあったほうが無難です。しかしながら、時間があまりない人もいるでしょうから、ここでは1か月ということにしました。(てか3日間しか勉強しないで受けるのはギャンブルすぎて、1万円+教科書、参考書代が勿体ないでしょ、そもそも。)



(1)教科書を覚えながら読む(3日でとりあえずあますところなく読む、マーカー等を使いましょう。)
(2)教科書を覚えながら読む(3日で覚えながら読みます。覚えにくいところは色を変えたマーカーを使います。)
(3)教科書を覚える(何度やっても覚えられなさそうな難しい単語などは更に色を変えたマーカーで分かりやすくまとめます。ぱっと見ただけで苦手なところが分かります。)



このくらいちゃんとやれば教科書の中の50%くらいは覚えられます。ここまで約10日。ここまで問題集は必要ありません。



(4)教科書を見直しつつ問題集を解く(3日で全部解きます。ボロボロでしょうが、ここで苦手なところが分かります。おそらくファッション以降の分野、プロダクト、インテリア、エクステリア等でつまずくはずです。)
(5)教科書を見直しつつ問題集を解く(3日で正答率を上げます。細かいところも覚えましょう。)
(6)教科書を見直しつつ問題集を解く(3日で更に正答率を上げます。選択肢の中から選ぶのではなく、問題を見ただけで単語が頭に浮かぶのが理想です。)



この時点で、自分が苦手なところがピンポイントで分かります。苦手なところが分かるのは試験に臨む上でかなりの強みです。全体を通しておよそ7〜8割くらいは出来るようになります。ここまでの所要期間はおよそ20日



(7)教科書を見直す(とりあえず問題集で問題になってるような箇所は全部覚えます。自分は緑のマーカーで重要そうな単語に全部ラインを引いて、赤の透明なプラ板で隠しながら覚えました。それでも覚えられないところがちらほらありましたが・・・w)
(8)問題集を解く(この時点で多分8割↑は取れます。取れない場合はどこかで適当にやっているはずです。)



以下、本試験まで(7)と(8)のループです。本試験前日には問題集の最後にある予想問題集でも解いておきましょう。これでOKです。100%受かります。逆にこれだけやって落ちる方がムズかしい!



・・・ええそうです、つまるところ、大事なところは全部です。重要そうな所だけやっておこう!みたいな付け焼刃では絶対にダメです。感覚で解くのではダメです。色彩検定は感覚で解く問題もありますが、むしろ知識が重要だと思います。問題ひとつひとつに自信を持って解ける方が良いと思います。仮に単語を覚えられなくとも最悪4択から選べるレベルにはした方が良いです。
勿論、本試験は写真から判断する内容も多く出題されます。しかしながら、これは確実に点を取れるという保証がありません。感覚を問うからこそ、問題は難しくなるのが普通です。この分野の配点は大きいですが、感性、センスの要素が強く、それならば知識で解けるところで逃さずに点を取る方が安心だと思います。




ただこれでは余りにも漠然としてるので、特に重要そうなところを以下の2点に絞りたいと思います。
マンセル表色系(色相、明度、彩度含む)
・配色
の2点です。ありとあらゆる2級の分野で、マンセルと配色が重要です。むしろこれが曖昧だと解けるところも解けないかもしれません。それくらい重要です。知識だけでなく感覚も問われるのがこの2点だからです。ただし、これらは問題の比重が大きい、本番でこればかりが問われるとかそういうわけではありません。これらを十分に把握してないと、他の問題が分かりにくくなるんじゃないかな〜って程度の話です。
やはり全部覚えるといいと思います。本気で目指すなら。




というわけで長々書きましたが、受けてみたいって人がいましたら是非合格を狙って頑張ってください。



最後に。
僕は2級は完全独学で、3級は全くやったことがありません。PCCSとか未だに良く分かっていません。それでも2級は取れます。ですので、どうせ受けるなら3級からではなく、いきなり2級にチャレンジしてもいいんじゃないかな〜と思いました。何となくですけど。