ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

電撃ネットワーク・南部のブログが炎上

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1132502.html


自殺ってことがどういうことか分かっていれば、こういう気軽な尤もらしい発言は出来ないんだよなぁ。
確かに、ある人にとっては、彼の言う通りな側面もあるだろう。


でも、死者に鞭打っているような発言は、えげつないわ・・・。




だって、実際に人が一人死んでるんだよ。確かに自殺は良くないことかもしれないけれど、生きている人に向って言えばいいだけで、なんで小馬鹿にするようなコトを、こんな誰の目にも止まるネットで言いふらしたがるかな。
自殺した彼女にも、家族がいて、何で?とかどうして?とか絶対に混乱してるよ。ガッカリして、でもやらなければならないことがあって、それでも悲しみにくれているだろうよ。
それなのに、そこに関係の無い第三者から傷をえぐるような発言なんかされてみろって。家族をこれ以上憔悴させるなんて、人としてどうよ。傷つけるだけで、傷を抉るだけで、なんの生産性もない発言なんだよ、こういうのは。




そりゃ、思うことまでは彼の自由で構わないんだよ。思っている分には人を傷けはしない。
でも芸人としての立場もあるというのに、わざわざブログにだよ、なんで人を傷つけるようなことを平然と書いたのかね。どこまでも軽率。
自殺が良くないなんて、皆なんとなく分かってる。そんなのは当たり前だろ。
それでいて、死ぬってところまで踏み込んでしまう、その辛さってのは言葉には出来ない。そこに上も下もないだろ。
俺は、今まで死にたいとは思っても、じゃあ死のう!なんて思い立ったことはない。よほどのことがあっても自分で死ぬなんて選択に踏み込めないんだよ。




こんな風に、生きている人に発信する思いを込めたメッセージが、死者を愚弄することで得られる程度のものだというのなら、俺はそんなメッセージで人生変えられるような期待はしないよ。『俺はこんな風に甘ったれた自殺者を馬鹿にするから、馬鹿にされたくなかったら生きろ』っていうメッセージのどこに、重みがあるって言うんだ。余りにも軽すぎるじゃないか。




俺は人が生きる、人が死ぬっていうことに敏感であって欲しい。