ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

管釣り日記(8)

初心者向けルアーとかスプーンの揃え方について。
ようやく初級者くらいになった僕ですが、完全に初心者だった頃無駄にスプーンを揃えてしまったこともあり、お金ばかりがかかってしまったので、今揃えるなら・・・っていうのを意識して書いてみたいと思います。
今日はスプーン編でいきますが、結構具体的に書いてみたいなって思うので長くなっちゃうかも。


■スプーン編

(1)同じメーカーで揃えよう
→メーカーは、フォレスト、ロデオクラフト、アイビーライン、ヴァルケイン、ノリーズ、ダイワ、シマノなどなど・・・無茶苦茶多いんですけど、最初はメーカーを決めた方が良いと思います。同じメーカーの中でも、魚の活性の違いによって使用する場面の異なる、いくつかの形のスプーンを出しています。なので、まずメーカーを決めた方が、無駄な買いも少なくて済みますし、戦略的に正解にたどり着けます。オススメっていうか大体の人が持ってるのは、フォレストかロデオクラフトですね。はじめはそこら辺を買っておけばまず間違いないです。

(2)重さは1.5g〜2g前後
→たとえばフォレストを使用するメーカーと決めたとしましょう。そこでぶち当たるのがスプーンの重さの問題。簡単に言えばスプーンの重さはそのまま沈みやすさに直結します。また重いと大きさも大きくなるケースが多いので、魚へのアピール力も変わってきますよね。あとは重さの違いでレンジキープのしやすさにも繋がります。当然重い方が沈むし、軽い方が浮くんですね。しかしながら、そんないっぱい買えへんわという話になるので、投げたり巻いたりで一番汎用性の高い1.5g〜2g前後がオススメです。余裕が出てきたらほかの重さに挑戦しましょう。

(3)カラーを揃えよう
→例えばフォレストのメーカーに絞り、1.5g前後ということで、MIU1.5g(高活性用)、Factor1.8g(高活性〜中活性用、パイロット用)、PAL1.6g(中活性〜低活性用)、MARSHAL tornament1.5g(スレたマス、低活性用)みたいな感じで選択したとしましょう。そしたら次はカラーですね。これは比較的簡単な話なんですが、派手系、中間系、地味系で、各2〜3種類持っていればOKです。派手系っていうのは表オレンジ裏金(オレ金)とか、蛍光イエローとか蛍光ピンクとかギラギラしたようなヤツで放流直後とか朝イチとかそういう高活性向けの色です。中間系っていうのは白とかカラシ色(蛍光ではない)とか薄いピンクとかそういうので中活性向けです。地味系ってのは茶色とか深緑(オリーブ色)とか黒とかで、活性が低いときに投げる色です。
ここに銀(中〜低活性用)とか明滅カラー(表黄、裏黒)とかそういうのを加えて各6〜10色程度持っていれば十分だと思います。しかし、例えば低活性でしか使うつもりのないマーシャルトーナメントの赤金は要るのか?っていう問題もありますよね。僕は別になくもいいと思います。ただし、当然ですが、ないよりはあった方が良いです。飽くまでスプーンの活性云々は、魚への影響力を推測しているだけですし、低活性向けの泳ぎ型をするスプーンでも色は派手な方が集魚力があったりするんで。でも使用頻度は低いと思いますので、そこら辺は財布と相談ですね。

そんな感じで、スプーンを揃えてみたら多分30枚くらいになるはずです。これくらい揃えておくと、飽きずに釣りができるんではないかな〜なんて思います。管理釣りは、こういうスプーンのレンジを変えて、巻くスピードを変えて、巻上げや巻下げをして、アクションを入れて・・・って使い方をするので、パターンはホントに無限大です。

まぁ慣れてきたら他には重さが違うものを揃えてみたり、放流直後向けの超ド派手スプーンとか、ボトムに特化したスプーンとか、縦釣りに特化したスプーンとか、あえてリーリング中にイレギュラーアクションが入るスプーンだとか一杯あるので、欲しくなったら買ってみるのもいいと思います。ただ大体は、高活性用、中活性用、低活性用(スレマスなど含む)ですね。