ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

管釣り日記(50)

こないだの釣行で、なぜ放流が取れなかったのかよく考えてみました。
結論として、(1)表層早巻きすぎたのではないかっていう説と、(2)ウォブが強すぎたのではないかっていう説に達しました。


(1)については、この日は連日の雨で濁り気味なポンドであったことと、外気温が10℃程度しかないくらいに一気に冷え込んだということと、天気が曇りと雨が交互に来る感じであったことと、風がほぼ無風状態だったということから推測しました。これらのうち原因がどこにあるのかは分かりませんが、なんかこの日はトッププラグの反応がいまいちでした。個人的かつ経験上の話ですが、トップが効くのはもう少しピーカンで暖かな方が良いです。日光が差している状態のポンドでトップウォータープラグで攻めた際は、明らかにバイトが多かったですし、二度三度アタックしてくることもありました。雨や風によってプレッシャーが緩和されるのは良く知られている話ですので、多分主な原因は日光量とポンドが急にマッディになってしまったからなのではないかと推測しました。また別の視点で考えると、この日は虫のハッチも少なかったのか表面で捕食するような場面も全然見られなかったため、良くなかったのかと思いました。つまり、魚が雨に慣れ過ぎて、表層を意識しなかったと考えられます。ということは、もう少し沈めたところを気持ちゆっくり目に攻めてみればいくらか違ったのかと思いましたよ。巻く速度なのか、棚なのか、釣れなかった原因は一つではないでしょうが、要素の一つとして記憶しておこうと思います。



(2)については、ルアーが暴れ過ぎていた気がしました。目立つカラーは特に問題はないと思うんですが、上述したように連日の雨で濁りがある状態でした。つまり急にクリアな池からマッディな池に放たれた魚にとっては、ルアーが十分視認出来ていないのではなないかと考えられます。そこで針が大きく暴れるルアーの選択は、フッキング率の悪さという点で間違いだった気がします。波動は弱くなるかもしれませんが、もう少し大人しめのスプーン(ロールが強いもの)を選択する勇気を持っていてもよかったのかもしれませんね。



次回の釣行では、こういうポンドや気候みたいな条件で選択を変えてみようかと思います。