ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

管釣り日記(22)

今日も今日とて釣りに行ってまいりました。
寒い中でもお客さんは多目で、自分もそうですが・・・ようやるわって思いました。


今日の釣果は52匹(7:30〜15:30)。前回32匹だったので、今回は中々釣れたな。まとめとして、タイムチャート形式で、どんな感じだったか書いてみます。

■7:30〜8:30
→今日は、前日に放流があったことを把握していたので、朝一の活性を探るのに、ハイバースト1.6gやノアジュニア1.4gのチャートカラーからスタート。タックルはホワイトウルフ62Lのエステル2.1lb。いまいちバイトがありませんでしたが、ボトム付近に居座っていることは分かりました。またガツンという当たりではないものの、派手目の泳ぎでもヒットしたことから、活性は悪くないということが分かりました。普通の巻きで3匹ほど釣ってから直ぐに反応が弱くなってきたので、ボトムの釣りに変更。デジ巻き(1/5回転程度)のゆっくり目で探ってみたところ反応が良いことに気付きました。使用タックルはシンクロナイザーロックオン508にPE0.2号。2匹追加で、1時間で計5匹。


■8:30〜9:30
→ボトムの釣りでは主にティーグラベル1.7gを使用。フロントフックはしないです。自分なりのこだわり、魚へのいたわりでもあります。カラーは茶系とピンクグローで、特に茶系の反応が良く連発。たまにパンプ、ズル引きも加えながら7匹ほど追加して計12匹。手前の駆け上がり付近に溜まっていることに気付いたので、2mくらい後方に下がって、駆け上がりを丹念に探ってみたところ、良く釣れたって感じでしたね。


■9:30〜11:30
→水温が上がったからか、少し棚が上目に変わってきました。ノアやハイバーストでは少し泳ぎが派手だということで、パル1.6gの茶系、オリーブ系、明滅系を試してみました。ボトム50cm〜1m以内をゆっくり目に探ってみたところ、これまたヒット、パターンを掴めました。グレッチ1.4gの地味カラーにローテしながら、シルエットと泳ぎも抑えめにして、計15匹ほど追加。魚は浮いたり沈んだりを繰り返している感じだったので、沈んだと思ったときはボトムの釣りへ変えつつ手広く見ていきました。放流も入ったのですがあまり効果がなく残念。とりあえずハイバーストの金系やチャートカラーで3匹くらい釣れたかなって感じでした。落ち着いた頃にボトム付近の釣りに変更してまた釣果を上げて、ここまでで計30匹達成。



■11:30〜13:00
→さらに水温が上がり、虫もちらほら見受けられるようになって、魚は大分上の方を意識し始めたと推測。更にボトムのりの反応が薄れてきたので、次は中層上〜表層下1m程度をパル1.6gで探ってみました。その結果爆釣!とはいかず・・・。少なくとも棚はあっていて、バイトは結構あるけど、十分乗り切らない(弾く、バレる)状態になってしまいました。フックを変えたり巻く速度を変えたりしたんですが、あまり改善されず・・・。そこで、多分早合わせか、魚がこのタックルに違和感を感じているんだろうと考え、ホワイトウルフ62Lからフォーナインの60UL(ラインはエステル2.1lbのまま)に変更。違和感を与えづらい、かつそれなりに感度はあるセッティングにしました。これが正解で、ヌーっと重くなるような当たりと、滑らかな合わせで、魚をしっかり掛けていくことが出来ました。ここまでで40匹。


余談ですが、パルのような安定した素直な泳ぎをするスプーンで、小突いてくるようなあたりが多いがフッキングに至らないって時は、ロッドを少し叩いたりして食わせのタイミングを作るとガツンとリアクションを返してくれるので、結構楽しく釣りが出来ます。応用的にリールの巻き重り感(魚が後ろについている)とか、ラインが小刻みに動くとかを感じたら、ちょっとイレギュラーアクションを入れるといいかも?


■13:00〜15:00
→そんなこんなで、かなり渋い時間帯に突入。この時間は誰がやっても難しいですよね。でもボトムの釣りや、今まで発見したパターンで順調に釣果が重ねられました。結果、ここまでで計49匹を達成できました。49匹目でポイントを大型魚のいるポンドに変更し50匹目をイトウで締めようと思ってたんですが・・・。まったく釣れない。あたりはある。だけど全然フッキングしない。ルアーはノアB2.6青銀でリアクションバイトを狙う。本当はルアーを小さくしたいが確実に大物がほしいのでシルエットを落とさずに攻める、攻める、攻める。
ようやくヒット!!・・・したと思ったら・・・これがなんと外道。フナwまあ、そのあとで普通に子マスを3匹くらい追加して納竿。計52匹でした。

今日は、パターンを見つけて、素直に正解が返ってくるという意味では、やりがいのある釣りだったと思います。十分楽しめました^^



この時期、釣りは難しくなっていますが、ボトムの攻め方さえ知っていれば、そこまで高難度ではありません。むしろ棚を見つけるという意味では楽かもしれませんね。基本的には底にいるので。ただし、ボトムの釣り方を知らないと絶対に釣れません。使用タックルにしてもそうですし、ルアーにしても、ロッドアクションにしてもそうですね。いずれにしても、釣れた根拠が自分なりに整理できないと、ポツポツは釣れても、パターンは見つからないですし、何が正解で釣れたか分からない、そんなあやふやな釣りになってしまうでしょう。つまり、何が言いたいかっていうと・・・高いお金を払って釣りをするわけですし、誰しも釣れた方が楽しいじゃないですか。それに高いロッドやリール買っても、仕事をさせなければ、宝の持ち腐れじゃないですか。
だったら・・・こんなくそ寒い家に閉じこもりたいような時期にまで釣り来るなら、せめてボトムの釣りを学んできた方が良いかもしれませんよって思いました。少なくとも、ボウズは回避できるでしょうから。