ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

管釣り日記(53)

暑い、暑すぎる。


イワナさん。ヒットルアーはアイビーラインのWATS HFでした。


今日の釣果は56匹。今日はドギツイ暑さのせいか魚も表層でほぼ静止状態。一日を通してショートバイトが多く、いかに口に針を残すかみたいな釣りを展開していましたよ。こういう時は基本的にはゆっくり魚にアピールするクランクベイトマイクロスプーンってのが王道ですよね。


朝は取り合えずハイバースト1.3gの金系でスタート。表層に居ることが分かっていましたが、なかなか釣れない。反応は多いけど、スレなだけな気がしますし、距離を詰めてこないし、バイトも小さいため掛けていけない感じでした。というわけで色を変えたりルアーやリトリーブ速度なんかを変えたりで様子を探っていたのですが、この時点ではややウォブリング強めでメタリックが入っているスプーンが反応良く感じましたよ。結果何匹かは釣れたんですが、そこからはほとんど伸びず・・・。
ちょっとずつアジャストしていって、ロール主体のマイクロスプーンの表層〜中層引きが正解だと気づきました。カラーはカラシ系〜オリーブ系。明滅よりも単色カラー。棚は表層よりも表層チョイ下、また中層から巻き上げてくるのも反応が良く感じましたね。



んで、ロッドはプレッソのXUL(エステルライン)で乗せていく(巻き合わせ)が、しっかり口に針が残ってくれている印象でした。ホワイトウルフのL(エステル)だと、一応ティップは柔軟に入ってくれるんですが、早い段階で違和感を感じ取られてしまったような感じでした。ショートバイトに一層拍車をかけているような感じ・・・?パワーをワンランク落としてULクラス(エステル)のレギュラーテーパーなロッドにするともう少し柔軟かつ簡単に合わせが決まり易かったので、多分この考えは正解に近い気がしましたよ。ちなみにこれらのロッドは全てエステルラインだったので、結果的にロッドパワーの違いがそのまま釣れるか釣れないかに直結していました。そういう意味でとても勉強になりました。



ちなみに、ラインを見て違和感があったら巻き合わせてみるってのも、マイクロスプーンを扱うには必要なスキルだと改めて実感しましたよ。ルアーに重さがない+デッドスローな釣りである分、いわゆるカウンター気味な向こう合わせの釣りは期待できませんよね。ラインが走ったりとかたるんだりとか、巻き重り感とかそこら辺のちょっとした違和感を掛けていくような感じでした。ただこれが難しく・・・、ルアーのチョイスやリトリーブやロッド操作なんかで、上手いこと違和感を与えず魚の口に針を長く残すことで、ちょっとでも大きな当たりを出そうと色々試行錯誤していましたよ。まぁここは、まだまだ技術的には厳しいかなw



さて、今日の当たりルアーは(放流はドーナとノアで、割と釣れました)・・・。


・ウィーパー0.9(カラシ、オリーブ)
・アキュラシー0.6、0.9(メタ系、オリーブ系)
・ジキルjr1.1(オリーブ系)
・BF0.4g(カラシ、ベージュ系)
・フラボーイ42F(茶系)
・トラウトZX 3.5g(茶系)
・Tグラベル2.0g(オリーブ系)

あたりでしたね。逆にノア0.9、ハイバースト0.8、ドーナ1.0、チビギル0.7なんかの泳ぎが派手めルアーでは釣れなかったです。やっぱロール系のスプーンが正解でしたね。こんな感じで正解を見つけ出すという意味では勉強になる1日でした。満足。