ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

amazarashi

つじつま合わせに生まれた僕等 を聴いてamazarashiを知ってはや7年。
7年も経っても、amazarashiはあんまり変わらない。理屈からでも好きになれるバンドで、歌をメロディだけでなく詩として聴いて感動できたのは、初めての感覚だったかもしれないです。


最近になって知名度が上がってきましたが、やはりその世界観だとか雰囲気だとかいうものにあまり変わりがなくて、僕なんかはとても嬉しいです。



落ち込んで絶望して、生とか死とか考えて、たまに前向きになってみて、社会に反抗してみようとするけど、実行できないし、そんなことしないよっていう、もどかしさみたいなものを感じる詩が多いですよね。多分過去になんらかの苦痛や挫折を味わった人は、そんな時期は既に乗り越えているか、忘れているか、誤魔化しているのだろうけど、そういうものと改めて向き合うと・・・、いや向き合わずとも、確実に自分の中に存在する仄暗い感覚に気付くときがあると思うんですよね。
そんな詩だからこそ、体にぶっ刺さる。