ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

管釣り日記(33)

土曜日に釣行してきました。
春の陽気を感じる一日でしたが、途中からは風が出て急に寒くなってきましたね。まだ寒暖差の激しい茨城の管理釣り場でございます。


本日の釣果は50匹(7:00〜18:00)


朝から前日の雨の影響でポンド全体が濁り気味で、全体的に活性はあまり良くなかったかな。
濁りが厳しいことから、当日は以下のポイントで釣りを組み立てることに・・・。

■スプーニング
(1)アクション・・・水押しが強め、またはアピール力の強いウォブ〜ウォブロール系(魚に気付いてもらうため)
(2)ルアーサイズ・・・1.5g以上でシルエット大き目
(3)カラー・・・白やチャート系、またはグロー系の膨張色。日が照ってきたら光のリアクションで食わせるためのシルバー系、またポンドとの明暗差が出そうな場合にはこげ茶や黒系のカラー
(4)巻き速度・・・ゆっくりめ

結果は(1)はおおむね正解。濁りがきついため魚の感覚器官に訴える水押しが強めのルアーが良かったですね。アクションもノアやPALのような割と派手めの泳ぎをするルアーに反応が良かったです。逆にローアピール系のグレッチなどは余り反応が得られず。(2)は外れで、ノア1.8よりもノアJr 1.4の方がバイトが多かったです。シルエット自体は小さい方が良かったです。小マスが多く入っているポンドだったので、大き目よりも小さめの方が食いやすく、反応が良かったのかもですね。また、よりゆっくり引けるという意味でも1.4gの方が安定していたのかもです。(3)は大正解でしたね。やはり濁りの酷いポンドだと気付いてもらう必要がありますからね。特に白っぽいカラーとコゲ茶系のカラーは当たりが多く出ました。(4)も正解。ゆっくりと見せないと魚が気づけないですからね。


概ね予想は正解でした。。。が如何せん釣れませんね。巻きのスプーンはポツポツは釣れますが・・・という程度でした。バイトもショートバイト多発で乗せるというよりは掛ける釣りじゃないと厳しかったです。また、暖かい陽気だったのは午前中くらいで、そこからは風が出てきて一転して寒くなってしまいました。マイクロスプーンは風に流され過ぎて厳しいため使用を断念。



そこで・・・。小波だって魚の警戒心が薄れてくる&表層が冷やされて魚が下の方に溜まるということを仮定して、スプーニングからクランクの釣りとボトムの釣りにシフトしました。これが割と正解でしたね。クランクはデッドスローでかなり釣りあげられましたし、ボトムもグロー系のスプーンで割と釣れました。特にクランクベイトはチャート系や膨張色または光物でハイアピールのものを使用し、ラトル音や波動で寄せてくることが出来るため反応は多くありましたよ。合わせはほとんど入れず(巻き合わせも)、魚にもっていってもらうような釣りでした。
また、ボトムは沖の掛けも可能な999.9 64-ULFのおかげで何匹か拾うことが出来ました。入魂完了です。ちなみに友達はダートランがぶっ刺さっていましたね。グロー系の細かいデジ巻が大当たりだったみたいです。ステイでひったくるような当たりが多発していたようです。かなり手前の駆け上がり付近でも十分釣れていたところを見ると、濁りと風の影響で警戒心が薄い魚が手前まで追ってきているような気がしました。



最近はプラグを良く投げるようになってきたなーと良く思います。釣果全体の30〜40%前後をプラグが占めるようになりました。
秋はスプーニング中心、冬はボトム中心、春は全部、夏はプラグ中心。みたいな釣りのパターンは何となく確立出来てきたような気がします。


自分のロッドを買ったり、リールを買ったり、ルアーを買ったりして、ちゃんとトラウト釣りを始めたのは去年の4月くらいからですが(初めては一昨年だけども)、ようやく全体的像が見えてきました。毎回勉強させられるし、成長も実感できて楽しいですね。釣りを始めてよかったと思います。