ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

管釣り日記(41)

〜リール整備の巻き〜


ここ1年以上リールのメンテナンスをしていなかったので、メンテナンスしてみました。
16ヴァンキッシュ(1000PGS、C2000S)、17ヴァンキッシュ1000S、15ツインパワー1000PGSの計4台です。
オイル、グリスはシマノ純正。アマゾンで目的に応じたグリスを買いましたよ。パーツクリーナーや工具類もそれなりのを購入。オイルやグリスは人気のIOS、MTCWなども考えましたが、取り合えず純正が間違いないと考えました。


■分解中

→初めて分解してみましたがかなり複雑。イモネジとかめちゃ小さいし、ローラークラッチのバネとか細かすぎる・・・。でも一度やってしまえば、慣れちゃうから分解・組み立てなんかは、これからは苦戦せずに出来そうですね。



■内部

→脱脂後。ピニオンと下端のBBくらいまでは分解、脱脂、注油しましたが、写真以上の分解はしませんでしたよ。ここからはクリアランスが乱れるので基本いじらないことが常識だという話と、ここを調整してもあまり軽さに影響がないとメンテ屋がおっしゃっていたので。



さて結果的にはメンテナンスは成功しました。
メンテナンス以外の主なチューニングは(1)ドライブギアがピニオンに干渉する強さを上手く調整することと(ボディの締め込みの強さ)(2)クラッチローラーの玉抜き(6→3)にしたくらいかな。特に(1)のネジの締め込み具合なんかは、それだけで巻き心地が大幅に変わるので、より理想の巻き感を出すためのバランスの調整が難しかったです。調整用座金は買っておこうかな〜。

ちなみに細部の調整も含めたら1台あたり3時間くらいかかりました。また納得できないで何回もバラしたり組直したりを繰り返しましたよ。前よりは確実に軽い巻きになったので良しです。ただし、リールを高速でぶん回したときにクロスギアの上端、下端で手にカチカチと感じられるノイズが発生したものもありましたが、シマノのリールの構造上仕方ないという話と、通常の巻き速度であれば全く気にならないレベルなので、これは我慢。後は、慣らし運転でギア同士の干渉がより減って滑らかになることで少しずつ使いやすくなればいいかなって思ってます。



ちなみにヴァンキッシュはファンネルの40mmを付けた状態で強めの空回しで18回転〜20回転くらいハンドルが回ります。
15ツインパワーは13回転〜15回転くらいでした。軽くなったからか、この空回ししてからの回転数も増えました。



■以上で完成!

→左から、16ヴァンキッシュ1000PGS(ドライブのエアードライブW75mm)、16ヴァンキッシュC2000S(ファンネル40mm)、17ヴァンキッシュ1000S(ファンネル40mm)、15ツインパワー1000PGS(ファンネル42.5mm)です。美しい〜。



というわけで、今のところ土曜は雨予報だけど、慣らし運転してきたいですね。